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Q&A

ニッケル及び高ニッケル合金のティグ・ミグ溶接について。

 ニッケル及び高ニッケル合金は、オーステナイト系ステンレス鋼では使用に耐えない塩酸、硫酸、フッ酸あるいは苛性ソーダなどの苛酷な雰囲気で使用される、各種反応搭、蒸留搭、熱交換器、圧力容器などの耐熱、耐食材料として使用されます。
 これらの高級材料は、使用条件が苛酷になるにつれ、種類が多くなるとともに用途も増大し、溶接施工法の研究開発も著しいものがあります。現在、これらの溶接には溶接部が高性能である必要性から、ティグ・ミグ溶接が好んで用いられています。

 ニッケル及び高ニッケル合金の溶接方法は、一般にステンレス鋼と同じように考えても良いと思いますが、特にブローホールの発生や割れに対して注意する必要があります。溶接施工にあたっては次の点に注意してください。

アーク長はできるだけ短く保つこと。

溶接速度は過度に上げないこと。又、一般にパス間温度を低く保ちます。

突合せ溶接では裏側が空気にふれブローホールが発生し易いため、裏当金を使用するか、裏面からもシールドガスを流して溶接します。

薄板溶接で溶加材を用いない場合には、特に割れに対して注意すること。


異種金属の溶接における溶加材の選択(特殊電極製)

  軟鋼 オーステナイト
ステンレス
インコネル ニッケル キュプロ
ニッケル
モネル T-NIB T-NIC T-NIC T-NIA T-NIA
M-NIB M-NIC M-NIC M-NIA M-NIA
ニッケル T-NIB T-NIB T-NIB T-NIB T-NIA
M-NIB M-NIB M-NIB M-NIB M-NIA
インコネル T-NIC T-NIC T-NIC T-NIB T-NIB
M-NIC M-NIC T-NIC M-NIB M-NIB


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